脳性麻痺児の手作り支持歩行ベルト
こんにちは👋かなぶんです✨
今日は娘達のおかげでゆっくりな朝を迎えました。寝ても寝ても眠いんですね…。熟睡時間が少ないんでしょうね…夢ばかり見てますから。
はい。
昨日は娘から夕食のサプライズがありました。嬉しいですね。その残り物を朝ごはんにと考えていた娘。
息子の朝は土日関係ない
いつもの様にいつもの時間に目覚めた息子、とにかく喋りかけてくるんです。「起きたで」「今何時?」「頭が…」「足が…」「布団のけて〜」「起きて〜」その度に目が覚めるかなぶん(*´-`)
今日は息子も二度寝をしたようですが、かなぶんは何十度寝?(笑)
たまらなくなった娘達が息子を布団からリビングに連れ出してくれました。その後少し眠れた感ありましたが、長く横になっていたら脊椎が痛くなってしまうんですね…薬を飲まなくちゃ〜と起き上がりました。
息子の着替え、薬、朝ごはんと娘が介助してくれてました。感謝ですね。
支持歩行ベルト
長らく手をつけなかったやりかけの縫い物。ミシンが使えない場所は手縫いです。しかも指先に力が必要となる作業…。それがわかっているからこそずいぶんと放置してました。
実は先週あたりから、時間を見つけては縫い縫いしていました。
完成です。
股座のサイズアップと、お腹ベルトのサイズアップに、紐を少し長めに作り変えました。
歩行とは
歩行とはそもそも人間には自然機能として、生まれてからの成長過程で首が座り腰が座り、捕まり立ちから徐々に独り歩きを始め二足歩行が可能となります。
ですが、息子のような脳性麻痺児は、首が座らず余儀無く寝たきりのまま成長していかれる方もおります。
息子は普通一般的な成長線で首が座りましたが、なかなか腰がきれいに座らず、辛うじて3点保持での座位は可能ですが、支え無しに独りでの座位は不可能のまま成長しています。
腰が座らないと言う事は、身体の機能上、次の捕まり立ちが出来ないんですね。捕まり立ちが出来ないと言う事は、残念ながら独歩(二足歩行)が出来ないと言う事になります。
息子の場合、辛うじて座位が取れる事から、辛うじて捕まり立ちが可能です。ですから辛うじて歩く機能は備わってはおりますが、やはり独歩は出来ません。
独歩は出来ませんが、身体の機能に似合った歩行器と出会い購入する事が出来、また学校と言う広いスペースにて、歩行器で歩く機会を設けてくださりましだ事により、幸いな事に歩くと言う行為が出来ています。
支持歩行とは
息子の歩行器はムスタングと言いまして、外国産の比較的大きな装置とも言える歩行器です。残念ながら息子の身体に似合ったその歩行器は家では使えません。
ですが、歩きたい息子です。家ではどうしているかと言いますと、支持歩行です。
支持歩行には、前から両腕を取り支持者が後進し歩く方法。支持者が横から腕を組んで歩く方法。後ろから支持者が支え歩く方法。杖などを使う方法と色々ありますが、息子の場合、後ろからの支持歩行が主体です。
後ろからの支持歩行
息子の場合は、背後から脇に腕を通し、息子の胸で腕を組みます。その状態で2人で息を合わせて歩きます。
ですが、これがなかなか大変になって来ました。重たいし、かなぶんの身体では長時間は耐えられない。
そこで、整体の先生からヒントを頂き手作りで支持歩行ベルトを作りました。
もう一つ予備に作ろうと考えた時に、息子の成長を考えサイズアップ用を作っていたんですね。
サイズアップ用を作ってて良かった(笑)
息子は見事に成長してくれました…。身長が伸び、体重も増えました。
完成しましたが、また次のサイズアップ用を作らないと間に合いませんね…(´∀`*)
課題はつのるばかりです。
YouTube
脳性麻痺児の支持歩行グッズ手作りしました
https://youtu.be/PxynSxqhREM
こちらは支持歩行グッズの作り方をYouTubeにて紹介したものです。良かったらご覧下さい✨
ではこの辺で👋また後程✨