脳性麻痺児の座位獲得について
こんにちは👋かなぶんです✨
今日も目覚めの悪いかなぶんです。
深夜2時に目が覚めてから朝目覚めるまで、たらたらたらたら夢を見てました。その夢がまた続いていくんですね…。目覚めて寝てを何度か繰り返していたのですが、同じ登場人物で場所を変えストーリー性がある夢でした。その登場人物は元旦那。どんどん衰弱していっていました…。何の意味があるのでしょう…。
ほんと、夢見が悪かったです。
昨日は下の息子の髪の毛をカットし、その後延長戦で、息子の洗身方法の動画録画をしました。
洗身とは
読んで字の如く身体を洗うと言う意味です。
現在息子は身長120㌢、体重23㌔あるのですが、かなぶんは息子を抱っこにて洗って来ました。現在でもかなぶんがバスチェアーに座り横抱きで洗っていますし、動画の様に乳児幼児用の市販のバスチェアーに息子を座らせて洗ったりしています。
娘達もそれぞれ工夫して洗身しています。
座位の獲得がされていないので、息子は1人で床に座る事が出来ないので、どうしても介助が必要になってきます。
座位の獲得とは
普通一般的には、オギャーと生まれてから発達段階に準じて赤ちゃんは、首が座り、腰が座り、ハイハイをしてから掴まり立ち、歩行、階段を上がるなどして発達成長して行きます。
人間は、首が座らなければ腰が座りません。つまり座る事が出来ません。
腰が座らなければまず立てれません。つまり歩く事が出来ません。
息子は普通一般的な発達で首が座りました。が、しかし、次の座ると言う発達段階から遅れが出てしまいました。
腰が座り、転ぶ事なく1人で座り、両手を床から離しオモチャ等で遊ぶ事が出来て、初めて座位の獲得となります。が、息子はそれが出来ずに成長しています。
寝返りは1歳を過ぎた当たりにやっと出来ましたが、脳性麻痺児特有の反り返りでの寝返りでした。
身体の使い方を間違えて獲得した寝返りでした。
現在、かろうじて1人で床に座っていられますが、まず骨盤の使い方を獲得していない事と、ビックリ反射と言う反射が邪魔をして座位の獲得には至っておりません。
ビックリ反射とは
身体の使い方がわからない事もあり、バランスが崩れそうになった時、本児が危ないと感じて身体が勝手に反応してしまう動きです。
身体を上手く制御出来ないので、このビックリ反射が出てしまうと、転倒へまっしぐらです。
現在の息子は
床での座位の訓練はせずに、間違った身体の使い方を本来の身体の使い方へ変更する訓練をしています。
と同時に、体幹機能を上げる訓練。そして歩行の訓練をしています。
座位が取れないと人間は歩く事は出来ないと先に書きましたが、息子の歩く訓練の目的は1人で歩く為の訓練ではなく、今歩く訓練をしておかなければ、将来、はい座位が獲得されました!じゃあ次は立てる、歩く訓練ですね!とはならないのです。
間違った身体の使い方を修正し、体幹を鍛え、立てる座る、体位変換移動、歩行の訓練をしながら自分の身体の使い方をマスターして行くのです。
息子は知的ではないので、こちらが言おうとしている事は全て伝わります。
将来への目標に向けて
将来的に1人で座れ無くても、1人で立てれなくても、目標は座位の獲得と、捕まり立ちです。
これは、息子の身体が成人した時を考え、介助される側と、する側の事を想像してかなぶんなりに立てた目標です。
トイレとお風呂が課題です
どこまで成長出来るかはわかりませんし、未知の世界です。
ですが、脳性麻痺児にとってトイレとお風呂の課題は付き物です。それだけは今からでもある程度想像はつきますよね😊
YouTube
昨日撮影した動画の紹介です。
ブログ内容にも出てきたビックリ反射が撮影されています。解説付きですので脳性麻痺児に興味ある方は是非見て下さい✨
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ではこの辺で👋また後程✨