障害児のきょうだいの就職 - かなぶんの波乱万丈記

こんにちは👋かなぶんです✨

障害児のきょうだい

医療の発展と同時に障害児が増えている事を皆さんはご存知でしょうか…。

医療的なケアが必要とされるお子様から、息子のような脳性麻痺児が増えているのが今の医療の発展と同時に急激に増えているのが今の日本の現実です。また、それらに対する国の制度が先進国と言われる日本ですら、おいついていないんです。医療の先端を行く傍らで、障害児そして障害者に対する福祉が、残念な事に追いついていないんです。私達、障害児を育てる親に対しての制度も全くありません。また、障害児の姉や兄、そして弟や妹は、障害をもつきょうだいと共に生活をし、それらを日常的に当たり前に経験しながら様々な葛藤の中成長し、社会へ出て行きます。

かなぶんの家庭の場合

かなぶんの育った環境には、障害児はいませんでした。ですから、脳性麻痺児を弟に持つ、息子や娘の気持ちは正直わかりません。

娘、特に下の娘は脳性麻痺の弟の面倒を母親のかなぶんから見ても、先陣を切って見てくれていました。

と言うのも、ただ面倒を見たり一緒に遊んだりしていたのでは無く、RSや乳児喘息やてんかん発作で弟が入院する度に、寂しい思いを我慢しながら家の家事をかなぶんに変わり頑張っていました。娘はまだ同時12歳。小学生でした。特殊な環境に育つ娘には本当に寂しい思いをさせたと思います。それでも12歳の娘は、弟が退院してくる時は入院の世話で疲れたかなぶんも帰ってくるんだからと、台所や洗濯場を綺麗にしてかなぶんと弟の帰りを待ってくれていました。

弟に手がかかるからと、弟に取られる時間に対してのヤキモチを焼いたりした事は一切なく、いつもかなぶんを気遣い手伝ってくれていました。

看護師

娘は看護学校を受験しましたが、４回落ちました。決して成績が悪い訳ではなく、受験生の倍率がかなり高かったですし、同じ点数の受験者とふるいにかけられた時に娘は不利な状況にありました。他にも同じ中学校で同じ境遇の女の子は多分、同じ理由で落とされていました。

弟と関わる中で看護師の道を選んでいた娘ですが、普通高へ通ううちに看護師では無く福祉を選択しました。

福祉

社会福祉士になり、障害児や親御さんのお手伝いをしたいと専門学校へ進学しました。

そのうち、息子が日頃お世話になっている放課後等ディサービスで働きたいと本格的に進路が決まりました。保育士の免許が有れば働けます。無くても働けますが、今の福祉の業界では保育士の加算。重心では看護師と保育士の加算が必須となっています。そしてほぼどこの施設でも、保育士と看護師は足りていません。

アットホームなディが売り

娘が４月から就職した放課後等ディサービスはアットホームが売りで一番就職したかった会社です。

しかしいざ入ってみると、ぐちゃぐちゃですね…。

以前かなぶんは重心の放課後等ディサービスに勤めていましたが、多分そこよりもぐちゃぐちゃですね…。

新人いびりをする会社は大抵どこにもありますが…娘の話を聞いていると完全にパワハラですね…。奴はカバートアグレッションではないかと思います。人の悪口を平気で口にする上司って嫌でしょ…

車の免許を取って一年以上車に乗っていないペーパードライバーの娘に、早く運転してくれんと困るからと平気で言うそうですが、普通に考えて、大事な子供さんを預かるディサービスがペーパードライバーを使います？かなぶんが上司ならそんな扱いは絶対にしません。ディサービスの仕事は運転は必須ではありません。他にも大事な仕事はあります。

その大事な仕事、カンファレンス資料や毎日の記録なんかもとても大切な仕事です。それを入社して間もない新人に適当な説明しかせず、一人７分あれば終わるからとか、担当を教えられる事も無く仕事を与えられ、後からあの子のは終わった？この子のは？時間内に終わらんなら前もって教えてくれる？等日常的に言われるそうです。入社した新人は、児童の名前や特性などなど覚える事が沢山ある中、そのような指示をされているそうです。

ビックリしました。

車の運転中に携帯電話で家庭へ連絡をするそうですが、はっきり言うて道路交通法違反ですからね…。