障害児の親だから解雇された - かなぶんの波乱万丈記

こんにちは👋かなぶんです✨

自然退職者に退職届けで思い出しました…。

かれこれ何年前かな？５年から６年前までかな？

ある日本の本当大手企業に勤めていたかなぶん…。

約８年勤めていたんですが、あることがきっかけとなり退職してしまいました。

何故そんな大手企業を辞めてしまったかといいますと、当時まださほど浸透していなかった介護休業の申請をかなぶんはしたんですね。会社に受理され、かなぶんは息子の手術と術後のリハビリの為長期休暇を取りました。

かなぶんが働いていた支部では初めての手続きだったそうで、あたふた色々調べての受理でした。

介護休業中の賃金

賃金について、法的な定めはありませんが、雇用保険の「介護休業給付」の制度を利用すれば、給付金を受けられることができるので、かなぶんはこちらを受けていました。

要介護状態の同一対象家族について、93日を限度に３回までに限り、賃金月額の67％の介護休業給付金が支給されます。

契約社員

かなぶんは４ヶ月更新の契約社員でしたが、契約社員でも、本採さんと同じ扱いとされ介護休業は認められ、介護休業給付金も受けることが出来ました。

では、何故辞める事になったのか…

実はかなぶん、介護休業からの復帰時に誘導解雇にあいました。

🔷内容

まず、復帰する際に上司から、

出勤日数を減らしなさいと言われました。

かなぶん、実はこの時にはすでに離婚していたので、扶養者は当然かなぶんですし、上の子どもは学生でしたしお金が必要です。日数を減らしてしまうと社会保険から外れてしまいますし、お給料も減ります。

その旨を伝えましたら驚く事に上司から

「ご主人さんの扶養に入ればいいでしょう」

と返って来ました。

かなぶんは目が点になりました。

次に言われた内容が、移動でした。

息子はてんかん発作があるので、発作があった時はすぐに向かわなくてはならない為、保育園は職場からすぐ近くにありました。

全て会社は知っている事なのに、移動するか日数を減らすかしないと契約を更新しないと提示してきたのです。

ご存知ですか？！

育児・介護休業法では、育児休業の申し出をしたことや、休業したことを理由とする解雇、その他不利益な取扱いは禁止されており、そのような意思表示は無効とされます。

解雇その他不利益な取扱いの典型例

▪️解雇すること。
▪️就期間雇用者について、契約の更新をしないこと。
▪️退職を強要すること。
▪️自宅待機を命ずること。
▪️ 減給をし不利益な算定を行うこと。
▪️不利益な配置の変更を行うこと。
▪️就業環境を害すること。
また、指針では、復職にあたっては、原職又は原職相当職に復帰させることが多く行われているものであることについて配慮することと示されています。